Good morning!!
月曜日は赤坂で朝パーソナルトレーニング指導を行う、竹内恵です。
昨日、北松戸のキックボックシング&アカデミーROOTSさんにてフィットネス指導者向けのセミナーが行われました。
内容は、
寝返り動作で身体を整え、使いこなす~回旋動作の基礎となる、寝返りをマスターしよう~
講師は、先日の呼吸セミナーの先生でもある五木田穣さん。私はアシスタントとして参加させていただきました。
美しい寝返りできてますか?
寝返りくらい、自分だってできる。と誰でも思うと思います。うつ伏せから仰向け、仰向けからうつ伏せ。くらいなら寝ている間に行っていることも多いはずです。
ですが、余分なところに力を入れずに究極にリラックスして寝返りをうてるでしょうか?寝返りをうつことよりも、どのように寝返りをうてるか?という点にフォーカスをしています。
使いたい場所だけ力をいれる
背骨の動きに関するブログでも先日ご紹介しましたが、背骨には『ねじる(回旋する)』という機能があります。この運動は日常生活ではさほど行われません。そのため、感覚は鈍くなっていることがほとんどです。
また背骨は軟骨に挟まれて細かい骨が積み重なっているため、個々に捻る機能があります。ですが動かす技術も感覚とともに衰えてしまいます。
たとえば下半身から寝返りする場合、
骨盤・腰・胸・首
の順番に回旋する必要があるのですが、周りの筋肉がかたまると、この一体が一気にくるっと回旋してしまいます。
上の写真だとまず左足が床につき、次は左の骨盤(お尻)➡腰➡胸部(背中)➡首 の順番に床におちて仰向けになるのが理想
柔軟性がなければ回れない
この捻る動きをできるだけ力を抜いた状態で行うには、肩や胸、背中、腰、臀部、足などさまざまな部分に柔らかさが必要になります。硬いと突っ張って力が入ってしまうこともあるし、そもそも硬すぎて動かない場合もあるのです。
なのでセミナーの初めは、柔軟性を取り戻すエクササイズから入りました!
秘密兵器で即効ゆるませ中(笑)
そして少しずつ寝返りに繋がる回旋をしていきます。
体を使いこなせれば応用できる
寝返り中に、
- 骨盤を動かす
- 腰をねじる
- 胸を回旋する
といった細部のコントロールがきかせられると、
- 姿勢が改善する
- 呼吸が深くなる
- ウェストまわりに脂肪がにつきにくくなる
- 腰痛や肩こりになる前に硬さに気づく(ストレッチなどして酷くなる前に対処できるようになる)
などの効果が期待できます。
闇雲にやるのではなく、自分の体のどこが硬くてどうやると美しく回るようになるのか、というところはセミナーに参加しなければなかなか理解できないものだと、アシスタントをさせていただいて感じました。
五木田さん、ご参加の皆様、会場をご用意くださったROOTSキックボックシング&アカデミーの中島さん、ありがとうございました!